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【親必見】小・中・高校生それぞれにどんなスマホトラブルが起きる?

【親必見】小・中・高校生それぞれにどんなスマホトラブルが起きる?

現代では、小学校高学年の約4割がスマホを持っているのだそうです。小さな子供にスマホを持たせる際には、忍び寄る危険やリスクにもきちんと目を向けたいもの。子どものスマートフォン問題、この記事では小学生・中学生・高校生という年代別にまとめてみたいと思います。

目次

小学生のスマホトラブル:小さな心が傷つけられる危険性

小学生といえば、ついこの間まで幼稚園児だった子どもたち。親御さんに連れられて公園で遊んでいた幼稚園時代とは違い、小学生になると完全な”子ども社会”になっていきますね。子どもだけで登下校したり、子どもだけで公園で遊んだり、宿題や学校の用意も、親がなるべく手を出さず、自分でさせるというコンセプトの学校もあるでしょう。いろんなことを自分で決めていくことを学び始める小学生にスマホを持たせるというのは、実はとってもハードルが高いんです。まだ精神的には子どもですし、スマホを使いこなせるほど頭の回転も早くありません。どちらかというと、スマホを所持するということに憧れるだけで、危機感を持って行動できる年齢ではないからです。

誹謗中傷

メッセージアプリで気軽に友達とやり取りができるのは、スマホを持つメリットでもありますね。しかし、そのやり取りのないようを親御さんがチェックしてみると、実はからかうような文面が送られてきていたり、外から見えづらいトラブルに巻き込まれてしまったりするケースも多いそうですよ。

高額請求

小学生のうちは、まだお金の価値も十分に理解できていない子どもが多いでしょう。駄菓子屋ジュースを買う程度の金銭感覚が少しずつ身についてくる年齢ですが、数千円~数万円となるとピンと来ず、スマホ利用においても意識しづらいポイントとなってきます。ゲームやアプリ、LINEスタンプやマンガなど、少額ずつの課金を毎日繰り返して高額な請求をされたりするケースも。それだけでなく、むやみやたらにウェブサイトにアクセスし、知らないうちに高額商品を購入してしまっていた…ということもありますから、課金の際には保護者の同意が必要な設定にしておくと良いかもしれませんね。

中学生のスマホトラブル:多感な時期ゆえ見えづらいトラブル続出

イジメ

スマホで連絡手段として使われるアプリ・LINE。グループLINEといって、グループを作って複数名でやり取りができる機能があることは、よく知られていますよね。そんなグループLINEは、便利な反面、仲間外れを作ってしまいやすい特徴もあるんです。実生活で何かしらのトラブルがあると、気づいたときにはLINEグループで仲間外れにされたり、その子を抜いて新たなグループが結成されていたり…という、陰湿なやり方で傷つけられてしまうこともあるかもしれません。イジメにもつながりますので、親御さんが注意して見守ってあげたいことでもありますね。

学業への支障

中学生になりスマホを持たせてもらえると、ついついテンションが上がってずっと触っていたくなってしまいますよね。どんな機能があるのか、お友達のスマホにあったあの機能はついているのか、カメラの画質はキレイか、暇さえあれば自分のスマホを研究してみたくなるでしょう。しかし、それで宿題やテスト勉強がおろそかになるケースもたくさん起きています。スマホを使って良い時間を決めるなど、家庭内での使用ルールをきちんと用意しておくことが大切ですね。

自撮り写真を投稿しストーカー被害に

少しずつ服装にも気を遣い始め、メイクやヘアアレンジにもこだわり始める年齢ゆえ、うっかり自撮り写真を投稿し、住所が特定されてしまう…というケースも多いのが、中学生のスマートフォン問題の1つ。写真加工アプリも充実していますから、ついつい可愛く撮れた写真を載せたくなってしまいますよね。しかし、ネットに載せられた写真は一生消えないといわれ、まるで宙を舞うように残り続けるもの。運が悪いと、本人や学校名などを特定され、待ち伏せされた…なんていう被害も続出しているんですよ。自分の身を自分で守ることも、子供のスマホ教育の1つ。自撮り写真の公開も、範囲を制限するなど考慮が必要ですね。

高校生のスマホトラブル:親の目が届かない場所に危険がゴロゴロ

違法ダウンロード

高校生になると、少しずつ趣味や嗜好の範囲も広がってきますよね。まわりの友人や交際相手の影響で趣味が増えたり、それに伴ってイベントやライブに行くことも増えてきたりするかもしれません。そんなとき、スマホでアーティストの曲や動画、また映画などの作品を違法ダウンロードしてしまうと、犯罪になるケースも。違法アップロードされたコンテンツは山のようにありますから、それを誤ってダウンロードしてしまわないよう注意が必要ですね。

ながらスマホで事故

高校生になり、スマホを持ち歩くことにも慣れてくると、ついついやってしまうながらスマホ。本人は進行方向やまわりにも意識を向けながらスマホをいじっているつもりでも、実は全く見えていなかったり、スマホに集中したその一瞬が事故につながったりする恐れもあります。ながらスマホというのは、スマホに夢中になりすぎている特徴でもあります。スマホは立ち止まったときや、自宅でくつろぐときに手に取ればよいもの。もしどうしても、連絡しなければいけない用事があるのなら、道の端に寄って、立ち止まってスマホを操作するようにしてくださいね。

詐欺被害

自分の趣味や嗜好が広がると、そのコミュニティーに参加することも増えてくるでしょう。オフ会と呼ばれ、同じ趣味を持つ人同士が気軽に交流できる場として、最近では頻繁に行われているイベントの1つですよね。もちろん良い出会いにも恵まれるかもしれませんが、詐欺目的でターゲットを探す人が潜んでいることもありますので、見極めには注意が必要です。SNS経由で知り合った人から詐欺被害があると、本名などの素性を明かしていないことがほとんどなので、犯人を特定することがさらに難しくなってしまいます。高校生はもうすぐ成人を迎える、まさに大人と子どものちょうど間にある年齢。大人になろうと背伸びをしてブランド品を探し、”割引”という言葉につられて高額な料金を支払ってしまう…というケースも多いんですよ。LINE以外の連絡先をむやみやたらに教えないなど、親御さんの管理が行き届く範囲で、他人との交流を楽しめたら良いですね。

まとめ

子どものスマホトラブルは、年齢によって考えられる可能性も様々。現代では、小学生でにスマホを持たせる家庭も多く、またそれが必要とされる社会にもなってきていますよね。トラブルが起きるからスマホを持たせない、ではなく、スマホの利便性をしっかり理解しながらもリスクを防げるよう、機能を制限したり、親が見守ったりしながら、家族で一緒に使っていくことが大切です。中学生、高校生になっても、未成年で親の管理下にあることをしっかり子どもに伝え、スマホの使い方やリテラシー教育には常にアンテナを張っておきたいですね!

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