「ちょっとだけよ〜」の決め台詞でお茶の間を笑いの渦に巻き込んだ加藤茶さん。ザ・ドリフターズのメンバーとして一世を風靡した加藤茶の年収について、気になる方も多いでしょう。今回は、加藤茶 年収(全盛期から現在まで)や、驚愕の最高年収額、そして現在の活動状況について詳しく調べたので、最後までお付き合いください。
加藤茶のプロフィール
まずは、加藤茶さんの基本情報をおさらいしてみましょう。
加藤茶の生い立ち
本名は加藤英文さんで、1943年3月1日生まれの現在82歳です。東京都世田谷区出身で、幼少期に父親の故郷である福島県に移住しました。父親はギタリストでしたが、加藤さんが幼い頃に亡くなり、母親が女手一つで兄弟を育て上げたそうです。高校2年生で中退後、トロンボーン奏者を目指して上京しましたが、楽器が高価で購入できず、ドラムに転向することになりました。
その後、いくつかのバンドを経て、19歳の時に「桜井輝夫とザ・ドリフターズ」に加入し、芸能界での輝かしいキャリアをスタートさせています。
加藤茶の全盛期の年収が凄すぎる
ここからは、多くの人が気になる加藤茶さんの全盛期の年収について見ていきます。
驚愕の最高年収額
加藤茶さんの全盛期における年収は、なんと約2億3000万円に達していたようです。この年収額は1980年代後半の記録で、納税額から算出された推定値です。一時期は「14億円説」も囁かれましたが、これはザ・ドリフターズ全体の年間収入を指しており、個人の年収ではありませんでした。それでも2億円を超える年収は、当時としては破格の金額だったことは間違いないでしょう。当時の人気や露出度、影響力を考えると、加藤茶さんの収入はまさに国民的スターの象徴でした。数字からも、その存在感の大きさがうかがえます。まさに昭和から平成初期にかけて、テレビ界をけん引したカリスマ的存在だったと言えるでしょう。
8時だヨ!全員集合の出演料
ドリフターズの代表的な番組「8時だヨ!全員集合」の1回あたりの出演料は、ビックリの1800万円だったと加藤さん自身が明かしておられました。年間70〜80本もの営業をこなしていた全盛期には、テレビ出演と営業活動を合わせて莫大な収入を得ていたのは想像できるでしょう。当時の大卒初任給が6万円程度だった時代を考えると、その金額の大きさがよく分かりますね。
年収2億超えも!
1980年代の高額納税者名簿によると、加藤茶さんの納税額のピークは1987年の7553万円でした。これを年収に換算すると、約2億3000万円となります。1983年から1992年にかけて、継続的に高額納税者ランキングの上位にランクインしており、安定して億単位の収入を得ていたことが伺えます。
全盛期のお金の使い方が凄い
これだけの収入があった加藤茶さんですが、その使い方も豪快でした。まさにたくさん稼いでたくさん使うですね。
驚きの豪遊伝説
加藤茶さんは、数千万円するプライベートジェット機をチャーターしてラスベガスへ向かい、カジノで一晩に数億円を使うこともあったそうです。高級料理やお酒はもちろん、海外での豪遊は日常茶飯事だったといいます。日本を代表するスターとしての信頼があったため、資金が底をついても貸付を受けることができたほどでした。
40億円の資産が激減
2003年に前妻との離婚を経験した加藤茶さんは、その後の寂しさから銀座のクラブで毎晩のようにお酒に浸り、多額のお金を散財してしまいました。全盛期には40億円近い資産があったとされていますが、このような生活が続いた結果、2010年頃には貯金額が約300万円まで減少してしまったそうです。
加藤茶の現在の年収と収入源
現在の加藤茶さんの年収についても調べてみました。
現在の推定年収
加藤茶さんの現在の推定年収は2000万円〜3000万円とされています。82歳という高齢もあり、以前のような積極的な芸能活動は控えていますが、それでも一般的なサラリーマンの年収を大きく上回る収入を維持しています。
主な収入源
現在の主な収入源は以下の通りです。
- パチンコ店や老人ホームでの営業活動
- テレビやCMへの単発出演
- CD・DVD・書籍などの印税収入
- ドリフ関連の映像権使用料や版権収入
特に印税や版権収入は安定した収入源となっており、過去の作品が現在でも愛され続けていることの証拠でもあります。
加藤茶の現在の活動状況は?
最後に、加藤茶さんの現在の活動について見てみましょう。
健康面での配慮
加藤茶さんは過去に2度の大病を患っており、現在は健康面に配慮して活動を調整しています。パーキンソン症候群を患った際には大量吐血するなど深刻な状況でしたが、現在は回復しておられました。2019年には運転免許を自主返納するなど、年齢に応じた生活スタイルの見直しも行っています。
現在の生活
45歳年下の妻・綾菜さんと共に、穏やかな日々を送っている加藤茶さん。結婚当初は「財産目当て」との批判も大いにありましたが、現在は夫婦で支え合いながら幸せな生活を営んでいるようです。一時期は300万円まで減った貯金も、現在は1億円以上の資産を築き直したとされており、堅実な生活を心がけていることが伺えます。
宗教活動
近年は妻の綾菜さんと共に創価学会の信者として活動しており、地域の座談会への参加や友人への布教活動も行っているそうです。病気からの回復を機に、信仰の大切さを実感されているのかもしれません。
まとめ
加藤茶さんの年収について調査した結果、全盛期には年収2億円を超える驚異的な収入を得ていたことが分かりました。その後、豪遊や離婚などで一時は資産が激減しましたが、現在は年収3000万円程度の安定した収入を得ており、奥様と一緒に1億円以上の資産を築き直しています。
80代になった現在も、過去の作品からの印税や版権収入により安定した生活を送っている加藤茶さん。日本のお笑い界に残した功績は計り知れず、その才能は今でも多くのファンに愛され続けています。これからも健康に気をつけて、末永くお元気でいてほしいですね。