元卓球選手として国民的な人気を博した福原愛さん。現役引退後は様々な騒動で注目を集めることも多くなりましたが、2025年現在はどのような活動をしているのでしょうか。福原愛さんの年収や仕事内容、子供との関係について詳しく見ていきます。
福原愛の年収や現在の仕事内容
福原愛さんは、卓球界での豊富な経験を活かし、多方面で活躍しています。
①WTTジャパンのゼネラルマネージャー
福原愛さんは2022年1月から、ワールドテーブルテニス（WTT）ジャパンのゼネラルマネージャーに就任しています。長年の卓球経験を活かし、選手を支える側として大会の開催・運営に携わっているとのこと。2023年12月には約4年ぶりとなる女子WTTファイナルの日本開催を愛知県で実現するなど、具体的な成果も上げています。スポーツ界のゼネラルマネージャーの年収は一般的に2000万～3000万円程度とされており、福原さんクラスであれば相当な収入が期待できる職位です。
②株式会社J plusの代表取締役
2021年2月に小学校時代の友人と共に「株式会社omusubi」を設立した福原さんですが、2022年12月に社名を「株式会社J plus」に変更し、現在も代表取締役を務めています。設立当初は共同経営者の友人が早期に辞任するなど波乱もありましたが、現在も事業を継続しています。
③青森大学客員准教授
2021年11月から青森大学の客員准教授に就任している福原さん。母校である青森山田高校の系列校とのつながりから任命されました。ただ、実際の講義は2023年6月に1回のみの実施にとどまっており、収入面での寄与は限定的とみられます。
中国でのビジネス展開が本格化
福原愛さんは、中国でのビジネス展開を本格化させています。
①SNS「小紅書」での活動
福原さんは2023年10月に中国版Instagram「小紅書」を開設し、精力的に投稿を行っています。2024年1月にはライブコマースも実施し、スマホアクセサリーや日用品など24商品を紹介。視聴者数は74.2万人を超えたものの、売上は約48万円と控えめな結果だったようです。現在はファッション動画や料理動画を定期的に投稿し、「私の半分は中国人だから」という発言で中国ファンの心を掴む戦略を展開しています。
②メタバース事業への参入
2023年3月には中国でメタバース市場に参入し、自身のデジタルヒューマン（バーチャルグッズ）を3999個限定で販売開始。第1弾の300個は約1週間で完売するなど、成果は上々のようです。
福原愛の年収と資産状況
福原愛さんはスポーツ界やビジネスの分野で幅広く活躍しており、2024年時点の推定年収や資産状況について詳しくまとめました。
福原愛の年収の内訳
福原愛さんの2024年時点での推定年収は以下のようになっています。
主要収入源
- WTTジャパンGM：2000万円以上
- マンション賃貸収入：年間1800万円
- 中国でのビジネス活動：数百万円～
- その他の役職・事業収入
これらを合計すると、年収4000万～6000万円程度と推測。現役時代と比べれば減少しているものの、一般的には十分に高額な収入を維持しています。
資産と住まい
福原さんは2021年3月に東京都内の高級マンションを約3億円で購入しており、現在は月額150万円で賃貸に出しています。自身は都内の別の高級マンション（推定1億5000万円相当）のペントハウスに居住しているとされています。総資産については3億円以上と推測されており、現役時代の賞金や出演料の蓄積が基盤となっているようです。
子供との関係と連れ去り騒動のその後
親子関係の現状や騒動の経緯について詳しく解説します。
現在の親子関係
福原さんの2人の子供（長女と長男）は現在、台湾で元夫の江宏傑氏と一緒に暮らしています。福原さん自身は日本に在住しており、子供たちとは離れて生活している状況です。親権については元夫との共同親権を維持していますが、監護権（子供と一緒に暮らし、教育や世話をする権利）は江宏傑氏が持っています。福原さんは子供たちとテレビ電話でコミュニケーションを取っているとされています。
2024年3月の和解成立
2022年に発生した長男連れ去り騒動は、2024年3月についに和解が成立しました。東京家庭裁判所が福原さん側に子供の引き渡しを命じる決定を下していましたが、長期間にわたって応じていませんでした。和解成立後、福原さんは「これからは江さんと協力して子供を育てていきたい」とコメントし、元夫と協力して子育てを行う意向を示しています。
福原愛の今後を予想
福原愛さんの今後について、中国市場でのビジネスや日本での活動復帰の可能性など、さまざまな視点から考察しました。これまでの動向を踏まえ、今後どのような展開が予想されるのか詳しく見ていきましょう。
①中国市場での可能性
不倫疑惑や連れ去り騒動の影響で日本でのイメージは厳しい状況が続いていますが、中国では依然として一定のファンベースを維持しています。小紅書でのフォロワー数は約10万人と、全盛期の540万人（ウェイボ）からは大幅に減少していますが、コアなファン層に支えられたビジネス展開の可能性は残されています。今後はファンクラブの設立やファッションブランドの立ち上げなど、ファンとつながるビジネスモデルの構築が予想されます。
②日本での活動復帰の可能性
和解成立により法的な問題は一段落しましたが、日本でのテレビ出演や大型企業案件の復帰には時間がかかると考えられます。当面は中国市場での活動を軸としながら、徐々に日本での信頼回復を図っていく戦略になりそうですね。
まとめ
福原愛さんは現在、複数の事業を手がけながら年収4000万円以上を維持していると推測されます。子供たちとは離れて暮らしているものの、2024年3月の和解成立により法的な問題は解決しました。中国市場でのインフルエンサー活動を軸としたビジネス展開により、新たなキャリアの構築を模索している状況です。かつての国民的人気から一転して厳しい状況に置かれた福原さんですが、持前の適応力で新しい道を切り開こうとしている姿が見えてきます。