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そんな野球界でも有名な野茂英雄さんといえば、日本人メジャーリーガーのパイオニアとして今でも語り草となっています。引退後はあまりメディアなどに出る機会が少ないため、最近の姿は少し謎に包まれています。
そこで野茂英雄の現在の仕事や収入について、また現役時代の功績を調査しました。
野茂英雄の現在の仕事と収入
それでは野茂英雄の現在の仕事と収入について見ていきましょう。
サンディエゴ・パドレスのアドバイザー
野茂英雄の現在の主な仕事はメジャーリーグのサンディエゴ・パドレスのアドバイザーです。こちらは2016年から就任しております。パドレスと言えば現在ダルビッシュ有投手も所属しています。裏方なのであまりメディアには出ませんが、2024年現在もアドバイザーを続けているようです。
NOMOベースボールクラブ代表理事
野茂英雄さんが引退後最も長く関わっているのが、社会人野球チームNOMOベースボールクラブの代表理事という役職です。この社会人野球チームは野茂英雄さんが現役だった2003年、社会人野球の衰退を危惧したことにより設立しました。野茂英雄さんが社会人野球出身であることに関係があるのでしょう。
なおこのチームはNPO法人として活動しており、収入という面では度外視している可能性が高そうです。
メジャーリーグの年金もある?
野茂英雄の現在の収入という面では、メジャーリーグの年金も考えられます。メジャーリーグの年金制度はメジャー在籍5年以上でもらうことができ、10年以上在籍すると満額を受け取ることができます。
メジャーリーグの年金は基本的に62歳から受給開始ですが、本人の希望があれば45歳から受け取れるそうです。野茂英雄さんは2024年で56歳ですので、もしかしたら受け取っている可能性もあるかも知れませんね。
オリジナルコーヒー豆や野球グッズの販売も
最後に野茂英雄の現在の仕事で、ちょっと変わったものとしてコーヒー豆の販売というものがあります。実はコーヒー好きと言われている野茂英雄さん。現役引退後にオリジナルブランドのコーヒー豆を販売するようになったそうです。
2022年まではそのコーヒーを飲めるお店もあったそうで、閉店後もネットでコーヒー豆の販売は継続しており、そのサイトでは野球グッズの販売もしています。
野茂英雄の現役時代の功績は?
ここからは野茂英雄さんの現役時代の功績をまとめてみました。
衝撃の近鉄時代
社会人野球時代にオリンピック銀メダルなど、好成績を残したことによりドラフト会議では8球団から指名された野茂英雄投手。交渉権を獲得した近鉄バファローズに入団しますが1年目から大活躍をします。最多勝、最多奪三振、最優秀防御率、最高勝率の投手4冠に加えMVP、沢村賞、新人王、ベストナインも獲得します。特に最多勝と最多奪三振は入団から4年連続で獲得することになります。
近鉄退団、メジャーリーグ移籍へ
選手として順風満帆に見えた野茂英雄投手ですが、5年目終了時のオフに転機を迎えます。当時の監督と近鉄球団に対する不満や不信感があったようで、任意引退選手のルールの隙を突き、メジャーリーグ移籍を目指します。当時は任意引退選手に関するルールの中に、海外球団への移籍に関する内容は盛り込まれていませんでした。
隙を突くという表現は少々聞こえが悪いですが、日本人選手がメジャーへ行くということが考えられなかった時代に、きちんとしたルールを作るきっかけになったとも言えるでしょう。
メジャーでのNOMO旋風
前代未聞の移籍劇、メディアでも叩かれることが多く活躍できるか半信半疑の人も多かったです。しかし1995年、野茂英雄投手はメジャー1年目から13勝を挙げ、最多奪三振のタイトルと新人王を獲得します。その後も2度のノーヒットノーラン、日米通算200勝など大活躍をし、2008年まで現役を続けます。
もし野茂英雄投手のメジャー移籍がなければ、そしてそこで結果を残せなかったら、日本人選手のメジャーリーグでの活躍は今でも考えられなかった可能性もありますね。
まとめ
今回は野茂英雄の現在の仕事や収入を調査し、現役時代の功績や年収を振り返ってみました。メジャーのパイオニア野茂英雄さんが現在も野球に携わっていることは現役時代を知るものとしては嬉しい限りですね。そしてこの先どんな日本人メジャーリーガーが誕生していくのか、その点も注目していきましょう。